日本の第50回衆院選において、自民党と公明党の連立与党は215議席を獲得し、2009年ぶりに過半数割れとなった。AFP通信はアナリストの話として、「石破茂氏が少数与党を目指す可能性が最も高い」と伝えた。「日本経済新聞」は、「石破氏が特別国会で再び首相に当選できれば、自民党と公明党は少数与党で政権運営を維持できる」と伝えた。
北京大学の王新生教授(歴史学)は「環球時報」に、「少数与党ならば、国会での基礎が非常に脆弱になる。石破氏にとって、国会の多数決の原則により、与党が過半数の議席を占めていない状況下、予算案と法案を与党だけで通すことができず、野党との協力が必要になる。これは法案などをめぐり野党と逐一、部分連合を結ぶ必要があることを意味し、野党も自身の利益に基づき駆け引きすることになる。そうなれば政策の推進が影響を受け、政権そのものもけん制を受ける」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月29日