4日の情報によると、NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「第34回(2025年次)RJCカーオブザイヤー」で、「RJCテクノロジーオブザイヤー」の受賞結果が発表された。BYDはそのフラッグシップ・モデル「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」に採用した「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」で同賞を受賞。これはBYDのトップ技術が日本市場で高く評価されたことを意味する。
RJCがはBYDの受賞技術を極めて高く評価し、「LFPブレードバッテリーは板状の設計により従来のリチウムイオン電池の火災リスクを大幅に低減し、バッテリーの搭載効率を大幅に高めた。またCTB技術はバッテリーとボディ構造をパーフェクトに結合し、自動車のスペース効率とエネルギー密度をさらに高め、EVの性能の全面的な飛躍に多大な貢献を成し遂げた」と指摘した。
今回受賞した「LFPブレードバッテリーとCTBボディ構造」技術は、BYDのバッテリー分野における長年の研究開発による中核的な技術成果だ。LFPブレードバッテリーは一連の画期的な設計により、バッテリーのエネルギー密度と安全性を共に高めただけでなく、自動車の空間配置をさらに最適化し、乗客により広々とした快適な乗車スペースを提供。
CTB(Cell-to-Body)技術は、BYDのEV技術分野の別の重大ブレイクスルーだ。同技術はバッテリーを直接ボディ構造の一部とし、ボディの強度と剛性を大幅に上げ、運転低能の顕著な向上を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月5日