岐阜県各務原市は現地時間16日、同市の水源地の有機フッ素化合物「PFAS」の濃度が基準値を上回っている件について、市全域から選んだ井戸95カ所の水質を調査した結果、航空自衛隊岐阜基地の2カ所を含む計6カ所で目標値を上回るPFASが検出されたと発表した。共同通信が伝えた。
報道によると、各務原市と岐阜県は基地周辺の井戸の詳細な水質検査を行う。
PFASは1000種を超える化学物質の総称で、生分解されにくく人体と環境の中で蓄積されるため、「永遠の化学物質」とも呼ばれる。米疾病予防管理センター(CDC)の米環境有害物質・特定疾病対策庁によると、これらの物質は腎臓がん、睾丸がん、コレステロール値上昇など一連の健康問題を引き起こす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月18日