「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪万博には、158の国及び地域と7つの国際機関が参加。各パビリオンは「命」や「循環」などのテーマをめぐり、展示及びマルチメディア技術などにより、各自の独特な文化と未来の社会への構想を展示。
中国パビリオンは「自然と共に生きるコミュニティの構築――グリーン発展の未来社会」をテーマとし、優れた自然環境を尊ぶ美しい中国を来館者に示し、人と自然が調和的に共生する未来の社会を展望する。
1階の展示ホールでは、厦門・篔簹湖の快適な生態環境、湖南・十八洞村の活力、タクラマカン砂漠の生態修復など、世界に向け「緑水青山こそ金山銀山」というエピソードを語る。現代中国の生態ガバナンスの知恵とグリーンな発展の理念を示す。
2階の展示ホールでは、「8網融合」スマートシティジオラマが未来都市のグリーンな発展のビジョンを描く。ジオラマは沿海部の都市を例とし、都市の各機能をエネルギーネットワーク、交通ネットワーク、デジタルネットワーク、水ネットワーク、生態ネットワーク、産業ネットワーク、健康ネットワーク、文化ネットワークにまとめる。かつAIにより都市情報データを統合し、都市の正確な分析、全体的な研究・判断、統一的な指揮を実現。来館者にイノベーション、グリーン、デジタルスマート、融合の都市を展示する。
日本人の吉岡さんは多くのパビリオンを見学した後、「ここが最も印象的だった。ゼロカーボン建築や未来都市など、私は中国のその成果を目にした」と感嘆を漏らした。
中国の未来都市への構想と展望はまた、スペイン人の来館者に深い印象を与えた。「私が想像していたより現代的な中国を目にした」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月24日
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