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日本の米騒動、農業軽視のツケが顕在化

中国網日本語版  |  2025-05-15

日本の米騒動、農業軽視のツケが顕在化。

タグ:米騒動 価格 農業 高齢化

発信時間:2025-05-15 15:53:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

4月末から5月初めにかけての1週間に、日本の平均米価(5kg当たり)は4214円となった。前週比19円の下落で、18週間ぶりに下降に転じた。しかし価格水準は依然として前年同期比で約2倍にのぼっている。この長期化する米騒動は、農家の高齢化の加速、耕作放棄地の増加、農業の魅力低下といった日本の構造的な問題を浮き彫りにしたと分析されている。

豪メディア「東アジアフォーラム」は、「日本は農業軽視のツケを払っている」と指摘。減反政策が食料安全保障を損ない、低い食料自給率が脆弱な状況を招いたという。

米価が過去50年で最高水準に達したことを受け、日本では主食を中心としたインフレ危機が深刻化している。家計の食費負担が急速に膨らむ中、今後の米価の動向は、日本政府が備蓄米の継続的な放出を行うか、または市場安定化のため追加措置を実施するかなど、政策対応次第で変動する見通しだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月15日

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