英BBC(ウェブサイト)の4日の報道によると、韓国の李在明大統領が4日から7日まで中国を国賓訪問する。前回(2019年)中国を訪問した韓国の大統領は文在寅氏。
李氏は就任わずか7カ月で中韓首脳の相互訪問を実現し、尹錫悦政権時代に冷え込んだ両国関係の回復を急ぐ姿勢を示した。サムスン、SK、ヒュンダイ、LGの四大財閥トップおよび200社超の企業代表の同行は、今回の訪問の経済・貿易重視を浮き彫りにしている。
韓国政府の消息筋によると、李氏は北京到着後に中国の指導者と会談し、その後上海に移動する。スケジュールには大韓民国臨時政府旧址の視察が含まれている。
この一見したところ普通の文化的スケジュールは、実際には周到に計画された政治的メッセージだ。2026年は韓国独立運動家の金九(キム・グ)生誕150周年、大韓民国臨時政府上海旧址設立100周年にあたる。この地で中国と共に「抗日」の歴史的記憶をたどろうとする李氏の選択は、歴史問題は終わっていないという日本に向けた明確なシグナルだ。
豪シンクタンク、ローウィー研究所の分析によると、高市早苗氏の首相就任後の歴史問題における強硬姿勢は韓日関係に課題を突きつけている。分析筋は、李氏が今回上海を訪問先に選んだのは、中韓共通の歴史の記憶を利用して心の距離を縮めると同時に、起こりうる対日外交摩擦に備えて「歴史的正義」の枠組みを前もって確保するためだと見ている。
中国の王毅外交部長は2025年12月31日、韓国の趙顕外相との電話会談で、日本の一部政治勢力が歴史の逆行を図ろうとしていることについて、台湾問題において一つの中国の原則を順守するよう韓国側に呼びかけた。
李氏の立場は前任者の尹氏とは明らかに異なる。尹氏は台湾問題を「グローバルな問題」と位置付けたが、李氏は伝統的な立場、すなわち一つの中国の原則を尊重し、台湾問題を中国の内政と見なす傾向にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年1月6日
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