侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館は12日、新たに整理された証拠史料を公開した。731部隊海拉爾(ハイラル)支隊(満州第543部隊)の衛生兵だった谷崎等の証言は70分に及ぶもので、日本軍が敗戦直前に中国で大量の毒ガス弾を埋めた事実を裏付けている。これは、日本軍の遺棄化学兵器問題のさらなる研究を促す加害者側からの証言となる。新華社が伝えた。
この証言は、同陳列館が2016年に日本で証言収集を行った際に得られたものだ。証言者の谷崎(旧姓尾崎)は動画の中で、21歳で入隊する前は、医者の手伝いをしながら夜間商業学校に通っていたと話す。谷崎はさらに、731部隊での経験を詳細に語っている。例えば入隊初期には3ヶ月の研修を受け、ガラス蓋付きの培養皿で培地を作り、菌を塗布し、恒温器に入れて肉眼で確認できるコロニーになるまで培養する作業を毎日練習したことなどを明かしている。
その後、野鼠の飼育管理を担当するようになり、雌雄の野鼠の出産数と死亡数を記録した。頻繁にスコップを持っては野外の塹壕に入り込み、穴を掘って野鼠を捕獲していた。
特に重要なのは、谷崎が日本軍が敗戦時に証拠を隠滅し、毒ガス弾を埋めた事実を暴露したことだ。谷崎は、撤退の際に海拉爾支隊がすべての部隊施設を焼き払い、毒ガス部隊が密かに大量の毒ガス弾を埋めたことを証言した。谷崎は「あれは細菌ではなく、毒ガスだ」「毒ガス部隊は存在していた。富拉爾基(フラルキ)という場所に設置されていた」と語っている。
侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館の金士成研究員は、この証言は日本軍が敗戦時に中国に化学兵器を遺棄したことを直接裏付け、戦後も毒ガスによる被害が続く歴史的根源を説明するものであり、現実的な意義を持つと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年8月13日
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