3日午後3時、中国人民政治協商会議第12期全国委員会第5回会議が人民大会堂で正式に開幕する。
今回の政治協商会議の主要議題は次の通り。◇全国政協常務委員会活動報告と提案活動情況報告の聞き取りと審議、全国政協第12期第5回会議を通じた政治決議などの決議と報告の審議、◇第12期全国人民代表大会第5回会議への出席、政府活動報告と最高人民法院活動報告、最高人民検察院活動報告などその他関連報告の聞き取りと討論、「民法総則」の草案についての討論、――などだ。
全国政協第12期第5回会議の王国慶報道官は、昨日の第1回記者会見で、「2016年に全国政協が実施した視察研究活動は全部で91件、延べ1408人の委員が参加した。実施した会議は、特定テーマの政策委員会が2回、特定テーマ協議会が3回、隔週協議座談会が16回。委員の提案件数は5769件、受け取った社会情勢と民意に関する情報は8678件に上る。特に、貧困者救済の効果向上、東北三省の工業のモデル転換と高度化推進、医薬品衛生制度改革の深化など、特定テーマをめぐる調査研究、政策議論について大きな成果が見られた。」と述べた。「この1年は、全国政協の副主席15名がそれぞれ22回ずつチームを率いて、42の重点提案について監督を実施したほか、18の重点監督活動を組織し、民主的な監督活動の深化を図った。」としている。
今回の会議では、大会発言3回、経済・民生・文化関連記者会3回、「農民増収」をテーマとした提案協議会を1回実施する予定だ。部分提案、重点提案は全国政協のウェブサイトで閲覧できる。
今回の会議は、農工党、致公党、民革中央など複数の民主諸党派も多くの提案と発言を行う予定。うち、台盟中央は党派提案29件と大会発言3回、致公党中央は提案35件と大会発言3回、農工党中央は提案39件、民革中央は提案33件と発言10件を予定している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月3日