新疆ウイグル自治区新源県の鞏乃斯草原は、最高海抜が2084メートルに達し、「空中の草原」の別名を持つ。毎年6月になると、カザフ族の遊牧民が冬を過ごした放牧地から鞏乃斯草原に移動し、花が香り鳥がさえずるこの草原にまた多くの生命力が増える。中国のカザフ族の主な分布エリアは、同自治区伊犂哈薩克(イリカザフ)自治州、阿勒泰(アルタイ)地区、塔城地区、木壘県、巴里坤哈薩克(バリコン・カザフ)自治県、烏魯木斉(ウルムチ)市など。「新疆統計年鑑」によると、2003年末時点のカザフ族の人口は133万3400人。
写真(上):自動車で放牧地を移動するカザフ族の遊牧民
写真(中):テントの前で食事の準備をするカザフ族の遊牧民
「人民網日本語版」2005年6月20日