北京市衛生局の鄧小虹副局長はこのほど、北京市政府は地方出身の結核病患者を北京市民の患者と同等の待遇で扱うことを決定、規定に基づき、検査や抗結核薬を無料で提供することを発表した。「市場報」が伝えた。
鄧副局長は「北京市は現在、結核病の抑制に関して主に、▽地方出身の結核病患者が増加していること▽抗生物質に耐性を持つ広範囲薬剤耐性の結核菌(XDR-TB)へのチャレンジ――という2つの主な問題を抱えている。これに対し、北京市政府は今年、全国に先駆けて広範囲薬剤耐性の結核菌の抑制を展開する特別資金を拠出した」と報告した。
「人民網日本語版」2008年3月26日