西蔵(チベット)自治区の向巴平措(シャンパ・プンツォク)主席は9日午前、国務院新聞弁公室の記者会見で、「拉薩(ラサ)の生産と生活の秩序はすでに正常化した」と述べた。生徒や学生の登校や大部分の商店の営業は通常どおりに行われ、布達拉(ポタラ)宮や博物館などの観光スポットも再開され、市場の供給量は十分で、商品価格も安定している。
向巴平措主席によると、西蔵公安当局は暴力犯罪の容疑者として953人の身柄を拘束した。そのうち検察機関の許可を受けて逮捕されたのは403人、自首したのは362人。容疑者のうち328人は軽罪で、逮捕後の態度もよかったため、すでに釈放された。
「人民網日本語版」2008年4月10日