中国国務院震災救援総指揮部でインフラ施設の復旧を担当する中国エネルギー局の張国宝局長は2日、四川省の成都で「四川大地震の被災地の電力供給は十分保障されている」と述べた。
記者のインタビューに答えた際、張国宝局長は「被災地の電力供給は、夏季の電力需要の増加によって中断されることはない」と述べた。
張国宝局長はまた、「被災地の石炭、電力と石油の需要を満たすため、国務院はすでに関連会議を開いた。現在、中国石油天然ガスグループは四川の被災地へ石油を送り続けている。四川の大部分の石炭企業はすでに生産を回復した。そして、地元の一部の発電企業の石炭備蓄量も増えている」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年6月3日