西蔵(チベット)自治区労働・社会保障庁はこのほど、拉薩(ラサ)「3・14事件」の影響による一時失業者のうち、西蔵の都市戸籍を持つ住民に対し、第1期失業救済金119万元を給付した。「3・14事件」は観光業界に直接響いたため、第1期失業救済金は国有旅行会社5社の従業員を対象としている。
西蔵自治区の共産党委員会と政府は、一時失業者の失業期間の基本生活を保障するため、西蔵の行政区域内で「3・14事件」により一時的に失業した者のうち、西蔵の都市戸籍を持つ、ホテルや旅館の従業員、旅行会社の運転手やガイドへの、失業救済金の給付を決定した。失業保険に加入済みの場合最高で1人毎月480元、未加入の場合毎月420元が、拉薩市は1年、それ以外の都市は半年を期限に給付される。
「人民網日本語版」2008年6月12日