国務院新聞弁公室の記者会見で11日午後、人民解放軍と武装警察の担当者が、四川大地震での各々の救援活動の最新状況について、国内外の記者の質問に答えた。
国防部の胡昌明報道局長(大佐)は、これまでに支援物資の提供を受けた国として、まず米国、ロシア、ベルギー、韓国、セルビア、イスラエル、ルーマニア、ドイツ、ベラルーシ、ウクライナ、モンテネグロ、フィンランド、シンガポール、ポーランドを挙げ、さらに「ベトナムとモンゴルからも一定の形を通じて資金援助があった」と説明。「これはこうした国々の国防当局と軍の、中国の人民と軍への深く厚い友情、ヒューマニズムの表れだ」と述べた。また、これまでに27カ国の国防省と軍の指導者から見舞いの書簡を受け、14カ国の国防当局と軍からさまざまなルートを通じて、テント、食品、薬品、発電機など多くの支援物資の提供を受けたことを紹介した。
「人民網日本語版」2008年6月12日