ホフマン氏は「『ラバー・ダック』はすでに何カ国もまわっているが、香港到着後に起きたこれほど大きなセンセーションと中国本土での『パクリ版反応』は想定していなかった。今回の『ラバー・ダック』北京訪問で、より多くの中国の人々に『本物の、正規版のラバー・ダック』を見てほしい」と述べた。
ホフマン氏は自分の作品の製作工程に対する要求が厳しく、ラバー・ダックはいずれも展示都市・地区現地で製作している。各地の環境、気候条件に合わせて、作品ごとにサイズや内部構造が多少変わりうる。
今回の北京訪問は展示エリアや環境を現地で確かめ、デザインウィーク組織委員会と製作面の詳細について話し合い、今年秋に最も完璧な「ラバー・ダック」を展示できるようにすることが目的の1つだ。北京城内の湖面に展示することから、高さは10メートル前後に抑えられるかもしれないという。
北京国際デザインウィークは9月26日から10月3日まで北京で開催される。
「人民網日本語版」2013年6月23日