摩天楼の落とし穴
世界一高いビルの着工とビジネス周期には相関性がある。摩天楼の建設は往々にして経済後退の前兆であり、「ローレンスの呪い」といわれている。
ローレンス氏は、「摩天楼と経済後退の不健全な相関関係は、開発業者が容易に資金を得られるときに起きるもので、銀行側も、利益獲得のために大きなリスクを負うときである。建設投資熱が冷めたとき、経済後退のリスクは到来する」という結論を導きだした。
「ローレンスの呪い」が現実のものとなるかは分からないが、中国の専門家は、過剰投資、通貨拡大と投機活動は確かに摩天楼の建設と一定の関係がるとして、警鐘を鳴らしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月2日