中国は毎年9月を「品質月間」とし、品質に関する各種イベントを開催している。このほど、品質月間の関連イベントとして、「老人福祉施設における高齢者サービスの標準化」をテーマとしたPR活動が、国家標準化管理委員会と北京市品質技術監督局、民政局の共催で行われた。同活動に出席した国家標準化管理委員会の責任者は、中国がまもなく高齢者サービスに関する国家標準7件を発表し、関連サービスの標準化を推し進める計画であることを発表した。人民日報が伝えた。
同責任者によると、中国はこれまでに「高齢者居住建築設計標準」、「老人福祉施設サービス品質」という2つの高齢者サービスに関する国家標準を打ち出しており、さらに7件の国家標準を策定中だという。
標準策定の一方で、各地方も積極的に高齢者サービスの標準化業務を推進している。標準化が最も進んでいる北京市では、3分の1の老人福祉施設が標準化されたサービスを実施しており、うち3施設は国家級高齢者サービス標準化試行地点に選ばれた。標準化の推進により、効率的に老人福祉施設の管理やサービスを規範化し、サービス水準を高め、高齢者の権益を保障することができる。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年9月7日