今月2日、山西省太原市前進路玉門河橋の付近で、乗用車を運転していた女性ドライバーが、150メートルほど道路を逆行し5人をはねるという事故が起こった。山西晩報が伝えた。
温州市では3日、女性ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違え、高齢の女性を轢き、死亡させた。
南京では同日、10センチのハイヒールを履いて運転していた女性ドライバーが前の車に突っ込み、5台の玉突き衝突事故となった。
某メディアによると、中国国内で今年発生した「アクセルとブレーキの踏み間違え事故」は86件、事故を起こした車を運転していたのは、7割以上が女性だった。
前を走る車がのろのろ運転だった場合、後ろのドライバーは、「女性が運転しているのでは?」と反射的に思うものだ。女性ドライバーに対するイメージは、ほとんどこうなのだろうか?
緊張した手でハンドルを握る若葉マークの新米ドライバーであれ、ベテランドライバーであれ、はたまた男性であれ女性であれ、どんな運転手にも何かしらの「欠点」はあるものだ。しかし一部の女性ドライバーの場合、悪習慣が行き過ぎて危険につながってしまうケースがある。特に交通渋滞時には警戒が必要だ。
職業・年代が様々な女性ドライバー14人を取材した記者は、世の女性ドライバーにくれぐれも安全運転を心掛けてほしいと心から願う気持ちに至った。