安い老白酒の包装を変えて高級な輸入日本酒にし、質の悪い人工合成酢を合成して輸入酢「白菊」にする。このような偽の輸入日本食品が多くの日本料理店や高級ホテルに大量に売られた。被害額は約30万元。上海市の金山区検察院はこのほど、偽の日本食品製造・販売案件の公訴を提起した。「新聞晩報」が伝えた。
偽商品の製造場所は民家
金山公安部門は今年初め、青浦区徐涇鎮の民家借り主が偽の日本食品を製造・販売している疑いがあると見て調べを進め、1月22日に代表者の于容疑者など5人を逮捕した。現場からは大量の偽の日本酒や酢「白菊」、空瓶、ラベル、原料酒、ふた密閉装置など製造に使用された道具が見つかった。
于容疑者は検察官に引き渡された。このアジトは、1年足らずで偽の日本酒販売を中心に65万元以上を売り上げた。日本の酢「白菊」、玄米茶、五木ラーメンなどの食品も製造し、上海市内や周辺の省で売っていた。