日本で買い物し、帰国する中国人観光客
円安などの影響により、日本を訪れる外国人観光客が増加し、東京の観光スポットや中心街では外国の言葉もよく耳にする。日本政府観光局(JNTO)の統計によると、8月に日本を訪れた外国人観光客は前年同期比17%増の90万人に達し、8月の数値では過去最多となった。日本経済新聞社の中国語ニュースサイト「日経中文網」が伝えた。
外国人観光客の消費も活発化している。日本百貨店協会の統計によると、1~8月の免税品の総売上高は237億円で、前年比75%の大幅増となった。免税対象外の商品の総売上高は870億円(推定値)だった。これは日本の百貨店の総売上高の約1.5%に相当する。
中心街の店内での外国人観光客の存在感は高まっている。伊勢丹新宿本店と三越銀座店の高級品、洋服、雑貨売り場では外国人の姿をよく見かける。三越伊勢丹ホールディングスによると、外国人観光客による購買額は総売上高の約3%を占め、来春には5%、将来的には10%に上昇する見込み。