日本のカラーテレビ 中国から続々とお別れ

日本のカラーテレビ 中国から続々とお別れ。 東芝、パナソニック、日立、これらはカラーテレビ業界で最も早くに中国市場に進出した日本の老舗ブランドだ。しかし、今これらのメーカーが続々と中国と別れを告げている…

タグ: カラーテレビ,中国市場,日本,ブランド

発信時間: 2013-12-16 15:06:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 東芝、パナソニック、日立、これらはカラーテレビ業界で最も早くに中国市場に進出した日本の老舗ブランドだ。しかし、今これらのメーカーが続々と中国と別れを告げている。「今市場で出回っているパナソニックのプラズマテレビが売られれば、もうお目見えすることはないですね。」少し物寂しげに青年時報の記者にそう語るのはパナソニック中国の社員。上海にあるパナソニックの中国国内唯一のプラズマテレビ工場は年内に完全稼動停止となる。また、東芝のテレビ工場も年内に閉鎖されることになった。中国で名の通った日立も、昨年8月には早々とカラーテレビ事業から手を引いている。

日本のカラーテレビが続々と中国とお別れ

今月、東芝は中国大連にあるテレビ生産工場を今月末に閉鎖すると宣言、工場を運営する大連東芝テレビ有限公司も企業清算を進める。これは東芝の中国でのテレビ事業の幕が下りたことを意味する。東芝は近年営業赤字が続いており、工場閉鎖につながった。東芝大連工場の昨年のテレビ生産台数はたった70万~80万台で、主に日本向けに生産していた。工場の閉鎖後、日本へのテレビ供給は台湾企業に代理生産を委託することになる。また、大連工場の閉鎖にともなって約900人が職を失うとみられており、現段階で東芝はこれらの職員への補償については明示していない。

同じくテレビの老舗日系メーカーであるパナソニックも近日、長らく苦境に陥っていたプラズマテレビの生産を年内に停止、来年3月までに関連業務を完全に停止すると発表した。上海のプラズマテレビ工場はこれまでパナソニックの重要な海外拠点であったが、例外なく生産が停止される。

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