成都第七高校は中国の優れた高校の一つである。2000年4月に中国の高校で初めて遠隔教育を導入し、通信技術によって本校の授業の映像を他校に送り、他校の生徒たちも成都第七高校の授業を受け、先生と交流できるようになった。
同校の遠隔教育にミシェル夫人も興味を覚え、「より多くの生徒たちがこれを通して大学進学のチャンスを得るだろう」とブログに書き込んだ。
ミシェル夫人は、成都第七高校で演説し、「米中両国は地理的にずいぶん離れており、誤解や偏見が生じやすいが、今回の訪問を通じ、共通点が山ほどあることに驚いた。中国の保護者も生徒も教育を非常に重視している。子供がよい教育を受けるため、多くの保護者が全力を尽くしている」と語った。
「私の両親も教育に重視し、それは私の今日の成果につながっている。この面では、私の成長の道は、中国の子供たちと重なっている」とミシェル夫人はブログに綴った。
ミシェル夫人は米中教育制度の異同にも触れ、「米国の生徒の大学入学では、成績、部活、論文、推薦書などが必要だが、中国の生徒たちは入学試験が唯一の道だ」とした。
成都のパンダ繁殖研究基地で、ミシェル夫人は「パンダ外交」に対する理解を深めたようである。彼女はブログに、「前世紀50年代から、中国はフランス、日本、イギリス、アメリカなどの国にパンダを贈ったり、レンタルしたりしてきた。これは他国及び国民と交流し、絆を深める方法として定着した。ぞれぞれ複雑な国情があり、違いもある米中両国にとって、小さな動きにも重大な意義がある」と書き込んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月28日
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