日本の「産経新聞」は3月20日、愛媛県大洲市長浜町にある「青島」という小さい島を紹介した。人口わずか15人の小さい島だが、100匹以上のネコが生活している。2013年秋にネットで紹介されてから、「猫島」として知られるようになり、毎日各地から観光客が訪れている。
「猫島」の住民の多くは高齢者で、宿泊施設やレストランどころか、自動販売機すらないが、かわいい猫に引き寄せられて訪れる観光客は後を絶たない。
青島に行く船は長浜港から毎日2本出ている。船が岸に着くと、猫たちはすぐに寄ってきて、全く人を怖がらない。
島に住む漁民によると、以前は猫を話し相手にする一人身の老人がいたが、絶えない観光客を前に、あまり外出しなくなった。また、静かな生活を送っていた猫たちも生活をかなり乱された。さらに、観光客から「船の数が少ない」「島の設備が整っていない」などの不満を耳にすることもあるという。船の乗員数は34人で、朝出港する際も午後に全ての観光客を長浜に戻すことを考える必要があるため、週末には島にいけない観光客も多い。
島に住む住民は、まもなく迎えるゴールデンウィークを心配している。「島のルールを守り、この神聖な土地を汚さない限り、みんなも猫も観光客を歓迎する」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月30日