北京などで「青空」の日増える 専門家が解説

北京などで「青空」の日増える 専門家が解説。

タグ: 北京青空

発信時間: 2014-06-29 14:14:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最近、季節的要因、降水量、大気環境容量といった大気汚染物質の拡散状況が改善している。

このごろ北京市民の多くが、頭の上に青空と白い雲が広がる日が多くなったと感じている。大気の質は気象条件と汚染源の排出状況という2つの要因に影響され、南方でも北方でも、夏は大気汚染物質の拡散状況が秋冬よりもよい。

国家気象センター気候モニタリング室の周兵・主任専門家の説明によると、6月以来、華北地域の平均降水量は54.2ミリメートル(mm)で、通年同月より33%も多い。北京の降水日数は14日間で、前年同月より1日多いだけだったが、平均降水量は113mmに達し、前年同月比約50%増加し、通年同月の2倍以上になるという。

同センター気候・気候変化評価室の朱蓉・主任専門家は北京の大気環境容量について分析を行い、次のように述べた。6月1日から22日までの平均大気環境容量は1981-2010年の6月の平均値を50%上回り、13年同期の平均値を42%上回る。「6月に入ってから、大気環境容量が通年の平均値を上回った日が12日間に上り、前年同期より5日間多い。これが青空が多くなったと人々が感じる原因の一つだ」という。

朱主任専門家によれば、大気環境容量は人類が活動する場所における大気境界層の厚さ、大気境界層内の風速・降水量によって決まるもので、汚染物資に対する大気の拡散能力と雨の浄化作用を反映するという。

今年1-5月の全国74都市の粒子状物質の平均濃度は同7.5%低下した。

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