捜索の進展
エアアジア・インドネシア支社によると、捜索活動が現在もインドネシア民間航空局の主導で進められている。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、インドネシアの捜索機関と軍に旅客機の捜索活動に全力を注ぐよう命じた。現在わかっている情報は、QZ8501便はブリトゥン島と西カリマンタン州ポンティアナックの間のインドネシア・バンカ・ブリトゥン州沖で連絡を絶ったということである。現地の捜索機関とインドネシア海軍は、連絡を絶った海域での捜索に艦船を派遣した。また、インドネシア国家捜索救助庁は関連海域に6隻の船を派遣、エアアジア・インドネシア支社は1機のヘリコプターを派遣、インドネシア海軍は1機のボーイング偵察機を派遣し捜索を行なっている。
インドネシア軍は、「同地域の気象条件が悪いことからまだ何の手がかりも見つかっておらず、墜落したのか、それともその他の地点に緊急着陸したのか結論付けることはできない」とした。
シンガポールのリー・シェンロン首相はインドネシアの大統領に電話をかけ、シンガポール空軍のC-130機が2機待機しており、インドネシア側の要求に基づき捜索に協力することを伝えた。チャンギ国際空港は危機管理センターを始動させ、空港ターミナルに家族の待機エリアを設けた。マレーシア運輸省のリオ・ティオン・ライ大臣は、「マレーシア側はシンガポール側と密接な連絡を保ち、常に捜索に協力できるようにする」と述べた。
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