ザ・コーヴの主演が入国拒否、日本のやり方は「みみっちい」

ザ・コーヴの主演が入国拒否、日本のやり方は「みみっちい」。

タグ: ザ・コーヴ リック・オバリー

発信時間: 2016-01-28 13:31:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作「ザ・コーヴ」主演、米国の動物保護活動家のリック・オバリー氏は、先ほど日本の空港で入国を拒否され、入国管理局の施設に留め置かれた。オバリー氏は26日、入国管理局でインタビューに応じた際に、日本のこの「みみっちいやり方」に怒りをぶちまけ、日本の関連部門は政府高官の意向により、イルカ保護活動家に圧力をかけ続けていると称した。

オバリー氏は今月18日に、観光ビザを持ち成田空港に到着した。日本のイルカ漁の状況を調査し、京都を旅行することが目的だった。しかしオバリー氏は空港で入国を拒否され、留め置かれた。その間、日本の入管担当者から何度も取り締まりを受けた。

オバリー氏の弁護士は、「このように人をドアの外に放り投げれば、日本は自由な国ではないという印象を与えるだろう」と述べた。

オバリー氏は自らを「政治犯」と呼び、「私は政府高官の中に、イルカ漁を批判する活動家に圧力をかけている人物がいると思う」と話した。

オバリー氏や反捕鯨活動家は、日本では歓迎されない客だ。シーシェパードによると、日本はこれまで2人のメンバーの入国を拒否したことがある。あるメンバーは近年、日本の警察当局による追跡と嫌がらせを受けた。オバリー氏の息子で反捕鯨活動家のリンカーン氏は、「父は飲食店で食事を終えホテルに戻る途中、警察に拘束された」と話した。オバリー氏は昨年9月、パスポートを携帯していなかったことから逮捕され、1日後に釈放された。

オバリー氏が撮影を提案した、太地町のイルカ漁の血なまぐさい光景を再現した米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」は、2009年に公開された。無数のイルカが殺され、海が赤く染まるシーンは世界の注目を集めた。本作品は2010年に、第82回カデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月28日

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