ネットショッピング大国の中国、2015年に生まれたゴミは400万トン

ネットショッピング大国の中国、2015年に生まれたゴミは400万トン。

タグ: ネットショッピング大国,ゴミ,廃品回収業者

発信時間: 2016-04-09 09:28:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

Eコマースが流行するに従い、ネットショッピングによる宅配小包の数も日々増加している。二次利用のチャネルや方法が不足していることから、これら小包はそのまま捨てられることが多い。ほとんどすべてがゴミ廃棄場に行くことになるのは、不経済であるだけでなく、環境にも良くない。リサイクルでゴミを宝に変え、大量の宅配ゴミの二次利用、三次利用、あるいはさらに利用することが、環境汚染を減らし、小包の原料である木材の消耗を減らすことにつながる。これは厳しい現実的問題であるだけでなく、避けては通れない社会的課題である。

清明節が終わって最初の日、広州市のある住宅団地に住む清掃員のおばさんが、一方で喜びつつ、一方で憂いを感じている。喜んだのは、彼女が清掃を担当するマンションのいたるところで、段ボール箱が置いてあったことだ。廃品回収業者に売って21元の儲けになった。憂いたのは、これらの箱が真新しかったからだ。1回使っただけでゴミにしてしまうことは、節約が習慣になっているおばさんにとってとても浪費に見える。こんな思いをするのは初めてのことではない。おばさんが清掃を担当するのは、5棟のマンション240世帯。ゴミを収集すると、段ボール箱が毎日180キロほど集まる。

ネットショッピングの利用が急速に拡大するにつれて、中国の宅配業務も激増している。国家郵政局のデータによると、2014年の全国宅配業務量は140億件。2015年には206億7000万件に膨れ上がった。小包1箱あたり0.2キロの重さと計算した場合、200億件の小包によって、400万トンの包装ゴミが生まれたことになる。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。