スーダンの大学受験生モハメドさん:医学を学んで人を救いたい

スーダンの大学受験生モハメドさん:医学を学んで人を救いたい。 はるか遠くのアフリカ大陸でも中国と同様、学生らが大学統一入試の洗礼を受け、大学の採用通知が来るのを待ち望んでいる。スーダンハルツーム州のアレブダ高校に通う18歳の男子生徒、モハメド・ヤシール・ガラルさんも、スーダンで今年、大学統一入試を受けた一人だ…

タグ: スーダン 大学 受験 医学

発信時間: 2016-07-08 09:51:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

モハメドさん(右)と友人

モハメドさんはいつも、目標と計画をもって行動する。医学を学ぶことを決めただけでなく、その後の専門分野まで決めている。志望しているのは心臓科か神経科だ。スーダンにはこの分野での治療を必要としている病人が多い。この分野を学べば、そうした患者を助けることができる。

医師の仕事はつらいが、モハメドさんはもう準備はできているという。「医師の仕事は、達成感と幸福感に満ちた仕事。私にとっては、つらいことよりも幸せなことの方が大きいはずです」

まもなくやって来る大学生活にモハメドさんは大きな期待を抱いている。大学の間はよく学んで専門レベルを高め、立派な医師になることを望んでいる。またほかの活動にも積極的に参加し、同じ志を持つ友人を作り、自らの交友圏を拡大したいとも考えている。

だが専門課程の学習と課外活動への参加を両立できるかを、モハメドさんは少し心配している。「先輩の中には、課外活動への参加は学習に一定のマイナス影響を与えるという人もいます。私はちゃんと学習もしたいし、課外活動にも積極的に参加したいと思っています。この矛盾をどう解決すればいいか、まだわかりません」と、モハメドさんは悩ましげに答えた。

大学卒業後のさらに遠い未来についても、モハメドさんはすでに大まかな計画を立てている。修士や博士の勉強を続け、自らの専門技能を高めることが望みだ。また中国やインドに留学し、進んだ医学知識を学びたいとも思っている。

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