米華字紙「僑報」によると、学生と研究者訪問交流プロジェクトの四半期データが8月30日に発表された。2016年7月7日のデータによると、アメリカの大学に在籍する、F(学術学生)またはM(職業訓練学生)のビザを持つ留学生数は111万人で、昨年同期より5.5%増加した。アジアからの留学生が77%を占め、中国が依然としてアメリカにとって最大の留学生供給源だった。1年前と比べ、中国からの留学生数は7.2%増加している。
2015年7月から2016年7月にかけてアメリカの大学に在籍する、F(学術学生)またはM(職業訓練学生)のビザを持つ留学生数は5.5%増加の111万人だった。Jビザを持つ交流学生と訪問研究者の数は25.8万人で、昨年同期比で5.4%増だった。SEVPシステムを有するアメリカの学校8673校が留学生を受け入れる資格を持つが、昨年よりやや減少している。
FまたはMビザを持つ留学生のうち、77%がアジア出身で、7%が欧州、6%が北米、5%が南米、4%がアフリカ、0.5%が太平洋諸島だった。中国出身は約33万人で、アメリカの留学生の30%を占める。疑いなく中国人留学生はアメリカの留学生の中で最も多く、インド、韓国がそれに次ぐ。全体の増加率である5.5%に対し、アジアからの留学生の増加率は6.6%。中国からの留学生はさらに多く7.2%だった。ただしベトナムからの留学生はそれを上回り7.9%だった。
報告では、FまたはMビザを持つ留学生の中で人気の専攻についても言及している。インド人留学生の83%がSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)の学科を専攻している。インドはSTEMをアメリカで学ぶ主要な国となっている。また、中国人留学生の68%が数学と統計を学んでいる。すべての留学生のうち57%が男性である。STEM学科の留学生のうち69%が男性となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月2日