2016中外博士研究員制度シンポジウムが12月11日、広東省珠海市の横琴新区で盛大に開幕した。中国、米国、イギリス、ドイツ、日本などの国の専門家、学者、国内60以上の重点大学、科学研究所、企業代表及び一部の省クラス博士研究員管理機関の責任者150人超がシンポジウムに出席した。
同シンポジウムは横琴新区博士研究員科学基金会弁公室が主催、珠海大横琴科技発展有限公司が実行し、全国博士研究員管理委員会及び中国博士研究員科学基金会の指導を得て開催された。
人力資源・社会保障部専門技術者管理司司長・全国博士研究員管理委員会弁公室主任の兪家棟氏と横琴新区党委員会副書記・珠海市人民代表大会常務委員会横琴新区弁公室主任の葉真氏が開幕式であいさつした。
兪家棟氏は次のように述べた。「今回の中外博士研究員制度シンポジウムは博士研究員制度に関する国内初のハイレベルで大規模な中国内外のシンポジウムである。シンポジウムは中国の博士研究員制度を示す窓口であり、各国の博士研究員制度の長所を取り入れるチャンスでもある。世界範囲において新しい科学技術革命と産業革命が起こっており、イノベーションは大国の競争の新しい場となっている。未来の発展で優位に立つため、世界各国は新しい人材戦略を制定し、他国のイノベーション・起業人材の引き入れと残留に力を入れている。人材を中心としたこの競争の中で優位に立つには、人材に関する有力な措置を取り、より優位性のある人材政策を制定し、発展のイニシアチブとチャンスを得る必要がある」。また、博士研究員事業の科学発展について、次の3点を提案した。1つ目は、問題の方向を明確にし、制度のイノベーションを強化すること。2つ目は、サービスを発展させ続け、イノベーション・起業を支援すること。3つ目は、育成方法を合理化し、質の向上に力を入れること。