春節(旧正月)の期間、北京の各大公園や観光スポットでは、市民の休暇を楽しんでもらうために縁日行事や伝統文化鑑賞、花観賞、ウインタースポーツ体験などの大きく4分類合計57のイベント活動が予定されている。
縁日行事は地壇、龍潭、陶然亭、大観園などの8つの公園で行われる。北京で縁日行事といえば、地壇公園が最も有名。清時代の祭典を真似た出し物のほか、雑技や民間花会、台湾映像などが催され、さらに昔の北京の味わいを伝える芸術品なども展示される。
最も特色がある縁日行事なら大観園の紅楼縁日である。演劇・曲芸・雑技など豊富な出し物が用意されている。
縁日行事のほかには、28の伝統文化イベントも話題を集めている。景山公園の春節イベントでは1年間の幸福を祈るさまざまな行事が予定されている。天壇公園では音楽会のほか市民の体験イベントも用意され、中国の伝統文化の魅力を見せてくれる。
花の鑑賞会を開催するのは頤和園。梅の花を中心に全部で200鉢以上が並べられるほか、熱帯植物なども多く展示される。
ウインタースポーツのイベントも盛りだくさん。北海公園や玉渊潭公園では青少年や子ども向けのスケートや氷上自転車、雪中バイクなどの楽しい遊び場が数多く用意されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月25日