整形の詳細について医師と話す客
数回の面接に失敗し、卒業後は客室乗務員になりたいナナさん(仮名)はついに整形外科医を訪れた。「客室乗務員にはオーラと外見の良さが必要。卒業前にプチ整形をしようと決めたのは就職のためというより、綺麗になるため」と彼女は話す。
卒業シーズンになり、ナナさんのように面接での第一印象を良くするために整形する人は少なくない。現在、中国で整形したことのある人は800万人に達し、30歳以下では約80%を占める。その多くが学生である。
北京市内の某整形機関のアドバイザーは、「就職と恋愛は大学生が整形する主な動機。技術の進歩に伴い、整形の敷居は低くなり、就職のために整形する大学生について、見栄だという非難もあれば、現代の風潮という見方もある。美は社会での競争力の一種であり、誰にでも美を追求する権利がある」と話す。