米国のQ&Aサイト「Quora」で3月に掲載された質問に、答えが集まってきた。ここからは抱腹絶倒の、あるいは深く考えさせられる回答を見ていこう。
「いつでもどこでも野菜を植える」
台湾の大学生「@JC Hóu」
中国人は野菜を植えるのが得意で、しかもいつでもどこでも植える。
漢代には、移民が西部まで野菜を植えに行った。
鄭和の船団の船員は、海で野菜を植えていた。
外交官は在外大使館で野菜を植える。
アフリカで平和維持部隊が野菜を植える。
建設支援プロジェクトでは、夜に野菜の植え方を学ぶ。
中国らしい食べ物
人にとって食は毎日のことだが、ネットユーザーの回答ではさまざまな料理が挙がった。特色あふれる火鍋、ザリガニ、「老干媽」、臘八蒜、衛龍辣条などなど。さらにあるネットユーザーは中国の火鍋文化に詳しく「火鍋は交流を促進する。皆で輪を作り談笑することで、気の置けない仲間になれる。また中国の火鍋には、革新もある。例えば鴛鴦鍋だが、中国人の創造力を示している」とした。
外国文化を取り入れる驚異的な能力
最も支持が集まったのは、中国人「@Tom Yue」の回答だ。彼によると、最も中国らしいのは、外国文化に対する中国文化の信じがたい消化力だ。
例えばこんな話がある。
彼によると、ある年のクリスマスに、彼女が急に怒ったというのだ。消去法でしばらく検討し、最後に理由がはっきりした。彼女が怒ったのは、クリスマスイブにリンゴをプレゼントすることを忘れたからだった。
5歳の頃から宗教の読み物に触れ、幼いころから英語をペラペラ話していた彼は、どこかの国にそんな宗教の伝統があるとは聞いたこともなかった。
彼は考えて、ようやく理解した。「平安夜(クリスマスイブ)」の「平」は、苹果(リンゴ)の「苹」と中国語で同じ発音のため、このような「習慣」が生まれたのだった。彼は、これがまさに中国だと感嘆を漏らした。