外国人が羨む「新4大発明」
最も中国らしいモノとは何か?これにはパンダ外交、中国の茶道、切り絵、カンフーといったさまざまな答えが集まっている。
Quoraだけでなく、多くの外国人が自らの経験を語っている。ネットでお小遣い争奪、出前サービス、二次元コードによる決済。これらは中国人にとって日常茶飯事だが、外国人にとって「キャッシュレス」の生活は摩訶不思議だ。
イスラエル出身の男性は、北京大学国際関係学院の3年生だ。彼は「私は中国モバイルネットワークのベテランユーザーだ。中国語を話せるだけでなく、中国の暮らし方を理解し、中国のアプリを利用する外国人が増えている」と述べた。
また多くの外国人にとって、中国を代表するものには先ほど発表された「新4大発明」(高速鉄道、支付宝、シェア自転車、ネット通販)が含まれる。これは20カ国以上の外国の若者が選んだものだ。中国人にとってはやや不可解な答えかもしれないが、外国人は十分な理由を挙げている。
ルーマニア人留学生のピーターさんは「初めて高速鉄道に乗車した時、まだ席を温めないうちに到着したように感じた。人々は移動中にインターネットを利用し、充実した時を送っていた。高速鉄道には十分な空間があり、私の長い足でも窮屈しなかった」と語った。
タイ人のボンドさんは「支付宝(モバイル決済サービス)を利用できれば、何かをなくしたとしてもお金が手元に残るだろう」と述べた。
外国人にとって、シェア自転車は唯一無二の「神器」だ。ピーターさんは「いつでも乗れ、どこにでも駐輪でき、誰もが利用できる。実に素晴らしい発明だ」と感想を語った。
ポーランド人のソフィーさんは「中国では淘宝で商品を購入し、餓了么で出前を取ることができる。欧州にもこのようなモノがあれば、実に便利だ。淘宝で商品を購入すれば、2週間後に店主が電話で評価を求めてくる。欧州では購入後、誰もかまってくれない」と述べた。
中国人にとってはありふれたことでも、外国人にとっては珍しい「壮挙」となる。何が最も中国らしいかに関する回答は、中国の高度発展により絶えず更新されていくことだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月10日