スマートスピーカーが世界的に台頭
スマートスピーカーはウェアラブルデバイスに次ぐ注目の市場であり、グーグル、アップル、アマゾンなどの大手もスマートスピーカーを発表している。中国では「小魚」が百度(バイドゥ)のOSと言語パートナーロボットを共同開発し、京東は叮咚スピーカーの開発に投資しているが、スマートスピーカー市場はまだそれほど活気がない。
日本企業のNaverは傘下のLINEとともに市場に参入。あるメディアは、「LINEはアマゾンのEchoに搭載されている音声認識AI・Alexaの急速リリース策略に倣い、一気に3種のスマートスピーカーを開発し、ソニー、ヤマハと開発した新しいスマートウェアも発表する」と見ている。
これらの科学技術大手のスマートスピーカー戦略の目標は異なり、LINEはスマートホームの開発については計画していない。しかし、「音楽はWAVEの主な機能である」と強調。WAVEでは4000曲以上のファイルをストックして再生できる。そのほか、LINEはショッピングサービス 「LINEショッピング」のリリースを発表し、デリバリーサービス「LINEデリマ」も夏にリリースする。ここから、LINEは広告とスタンプに加え、ほかの収入源も増やす考えであることがわかる。