楊宜勇氏は、計画出産は基本的な国策だが、1人から2人、自由出産へと緩和するなど、情勢の変化に合わせる必要があるとの見解を示した。自由出産になって10年後、20年後は出産を奨励することになる。これらはすべて計画出産の内容であり、偏ってはいけない。また、楊宜勇氏は2020年までに自由出産を実現することを提案し、「自由出産の実施は中国の人口減少、不足を意味するのでも、人口を増やすためでもなく、出産の権利の問題である」と述べた。
国家衛生計画生育委員会の王培安副主任は今年の全国両会で、「中国の人口に数の不足問題はない。今後数十年、100年経っても人口が不足することはない」と述べた。
また王培安氏は、2030年のピーク時には中国の人口は14億5000万人前後になり、3050年には14億人前後、今世紀末には11億人以上になると予想。したがって、人口の質だけでなく、人口構造問題にも関心を寄せる必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月18日
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