フランスのソフトパワーは世界一 米国の影響力低下
「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」はフランス通信社の報道を引用し、人気のあるマクロン新大統領のおかげでフランスは2017年に大躍進し、米国とイギリスを超えてソフトパワーランキングで世界一になったと伝えた。
報道によると、ソフトパワーランキング・トップ30でフランスが2016年の5位から首位に飛躍したのは、中間派のマクロン氏が5月に大統領に当選したためである。
報告によると、フランスを支えるのは巨大な外交ネットワークである。マクロン氏は長期にわたり提携・統合を提唱し、フランスの世界参与と影響力は高まるという予想は合理的である。
ソフトパワーは国内総生産や都市インフラなどのハードパワーと比べると、都市の文化、価値観、社会制度などの自身の発展の潜在力とカリスマ性に影響する要因である。「ソフトパワー」の概念はハーバード大学の教授が打ち出し、ソフトパワーの研究と応用が始まった。各国が国際的な結束力及び魅力を通して他国に与える影響のバランスをとることに重点を置いている。同調査は25カ国の世論調査と統計をもとに各国の影響力を評価したもので、各国の観光客と留学生の誘致及び文化の魅力などが判断材料となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月23日