北京市の平均余命が82.03歳に 高所得国の水準超える

北京市の平均余命が82.03歳に 高所得国の水準超える。

タグ:北京,平均余命,高所得国

発信時間:2017-10-16 10:56:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 北京市の平均余命が2016年に4.57歳上昇し82.03歳に達し、アイスランド、日本、スイスなど13の国・地域に次ぐ高水準となった。2030年の中国人の平均余命は83.4歳になる見通し。

 

 平均余命は健康水準を判断する重要な指標である。中国において、平均余命は国家5カ年計画の評価基準とされ、今年初めに国務院は『“十三五”衛生・健康計画』を公布し、2020年の中国の平均余命を2015年より1歳高い77.3歳にすることを提起。2016年10月、中国共産党中央、国務院は『“健康中国2030”計画綱要』を発行し、2030年までに中国の平均余命を79.0歳に引き上げることを提起した。

 

 首都である北京市の平均余命はどれほどなのか。北京市衛生計画生育委員会によると、2016年の北京市民の平均余命は82.03歳で初めて82歳を超え、世界の高所得国の水準(80.8歳)を上回ったことがわかった。世界ではアイスランド、日本、スイスなど13の国・地域に次ぐ高水準となった。

 

 2000年から2016年までに、北京市民の平均余命は4.57歳上昇した。

 

 平均余命の上昇について、北京市疾病予防管理センターの北京市住民平均余命推算の責任者で業務事務所副主任の于建平氏は、「中高年の死亡率の低下が大きい」と話す。最新の統計を見ると、2016年の悪性腫瘍、心臓病、脳血管疾患が北京市全体の死因に占める割合は72.3%で、住民の健康における最大の脅威となり、慢性病防止は北京市の平均余命の上昇と大きく関わっている。これは高齢者の医療サービスと養老介護サービスの連携、禁煙、健康なライフスタイルの推進などにおいて、衛生面から取り組む必要があることを示している。



 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日

 

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