野菜農家が太平里駅で列車を待つ。
間もなく郴州に到着。野菜農家が天秤棒を担ぎ、下車の準備。
坳山で乗車を待つ野菜農家。
野菜農家が車内で取引。
10月は豊作の季節で、8629/8630列車の野菜と果物の匂いが最も濃くなる季節でもある。
8629/8630列車はわずか2両編成で、2012年7月1日から今日まで、湖南省郴州と白石渡鎮の間を毎日1往復している。本来は沿線の職員の通退勤に使用されていた列車だが、付近の野菜農家が便乗するようになり、徐々に「野菜農家専用列車」と呼ばれるようになった。この列車に無料で乗ることができ、都市部への移動費を1年間節約すると、数カ月分の売上分になるという。京広線で移動距離が最短のこの列車が、残りわずかな「緑皮列車」である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月27日