中国科学技術情報研究所(中信所)は先ごろ、2017年中国科学技術論文統計を発表した。それによると、中国の引用された国際論文件数は世界2位だった。昨年より2ポイント上昇した。専門別では、材料科学分野での引用件数が世界1位だった。
統計結果によると、中国の国際共著論文は全体の4分の1を超えた。国際協力による科学論文への参加が増え続けているのだ。中信所の戴国強所長は、「これは中国の科学技術人材の実力が上がっていることを意味する」と指摘する。
論文数で世界2位
中国国際科学技術論文数は、8年連続で世界2位だった。SCIデータバンクが2016年に収録した中国の科学技術論文数は32万4200件で、世界全体の17.1%を占める。前縁より0.8%上昇した。1位は依然としてアメリカで、50.23万件と中国の1.5倍、世界全体の26.5%を占めた。あるアナリストは、中国とアメリカの増加傾向から見て、2020年まで中国は2位を維持すると予測する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月5日