90後(1990年代生まれ)は、様々なレッテルが貼られた世代だ。「空の巣青年」から始まり、その後すぐに、「抜け毛」が大きな話題となり、髪の毛がうすくなっていくことを心配し始めている。そして、「脂ぎった中年男性」という言葉が流行し、最近ではまた「中年少女」と「仏系青年」という2つの新ジャンルが誕生した。ネット上の書き込みを見ると、アラサー・アラフォー世代であっても、青春真っ只中の20代前半であっても、「中年少女」という言葉に対する理解が人によって異なっているものの、共感を覚えている人が多い。
文清さんは、「これは人の天性。自分の精神的ニーズを満たそうとしており、この種の文章はほとんどの人の状況を代表している。『少女』であっても『おばさん』であっても、どの年代であっても、流行につられて、すぐに自分に何かのレッテルを貼ってはいけない。自分らしく生きるべき」とアドバイスしている。
このような新しいジャンルを生み出して特定のグループを作るのは、ほとんどが自分をネタにしたりする遊び心に端を発しており、実際にそうであるというわけではないだろう。ただ、こうすることで、ストレスを解消し、気分転換しようとしているのかもしれない。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月24日