外国メディアによると、イギリスの実業家でヴァージングループ創始者のリチャード・ブランソン氏は、「インドは世界で最初の「ハイパーループ」輸送システムを導入する国になるかもしれない」と述べた。
ロシアのスプートニクは2月19日、『The Hindu』の同日の報道を引用し、「ハイパーループ」はマハーラーシュトラ州の州都ムンバイと2番目に大きい都市のプネーをつなぐと伝えた。
デベロッパーの計画によると、ムンバイ・プネー間の移動時間は3時間半から15~25分に短縮される。
ブランソン氏はムンバイでのテーマ会議で、「この超高速鉄道を建設し、富裕層だけでなく多くの民衆にサービスを提供したい」と述べた。
「ハイパーループ」のコンセプトはエンジニアで実業家のイーロン・マスク氏が2012年に考案したもの。この新型の乗り物の速さは飛行機の2倍、普通の高速鉄道の3~4倍に達する。宙に浮く密閉されたチューブの中を人または貨物を乗せた列車が移動し、最高時速は1220キロに達するという。
スペイン紙『エル・パイス』ウェブ版は2月20日、インドが18日にムンバイ・プネー間に最初の「ハイパーループ」トンネルを建設することを決めたと報じた。高速車両は電気で動き、時速は1000キロに達する。