中国国家発展改革委員会発展計画司と雲河都市研究院の共同編纂による「中国都市総合発展指標2017」がこのほど人民出版社から出版、同指標に基づく中国都市ランキングも北京で正式に公表された。
2017年版の中国都市ランキングを見ると、北京、上海、深圳が総合ランキングでトップ3を飾った。北京は「社会」、上海は「経済」、深圳は「環境」で全国第1位となり、この3大項目で各々連覇を果たした。
北京は「社会」大項目のうち、「生活品質」、「伝承・交流」、「社会ガバナンス」の3つの中項目でも、他市と圧倒的な大差をつけた。
上海は「経済」大項目のうち、「経済品質」と「都市影響」中項目、及び「環境」大項目の「空間構造」中項目でトップに立った。深圳は「環境」大項目で堂々首位に入り、「経済」大項目で第3位、「社会」大項目で第7位につけた。
広州と天津は前年同様、第4位と第5位にランクインした。両都市は「経済」と「社会」で各々強みを示したが、天津は「環境」が不振で広州に敗北を喫した。
総合ランキング第6位〜第10位は、重慶、杭州、蘇州、南京、成都の順となった。重慶は前年の第8位から第6位に浮上し、成都は武漢を抜いてトップ10入りを果たした。武漢は11位だった。