中国の「月の裏」への着陸計画、ついに幕開け 通信中継衛星打ち上げ

中国の「月の裏」への着陸計画、ついに幕開け 通信中継衛星打ち上げ。今回の打ち上げを中国当局はそれほど強調していないが、重要な意義のあるこの打ち上げに、外国メディアも幅広く注目している…

タグ:通信 中継 衛星 鵲橋号 

発信時間:2018-05-23 13:58:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


海外メディアの大きな反響





 中国が21日に中継衛星・鵲橋号を打ち上げたという知らせは、西側メディアによって幅広く伝えられ、解説を加えられた。インド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」などの多くの海外メディアが21日、中継衛星・鵲橋号の機能と役割を紹介した。


 中継衛星そのもののほかに注意を向けた西側メディアも少なくない。オーストラリアのSBS放送局は21日、中国が2030年にロシアや米国に追いついて宇宙での重要な勢力となることを計画していると伝えた。中国は来年、自らの有人宇宙ステーションの建造を開始する見通しだ。米CNNも21日、中国は今後数十年で宇宙の主導的な力となることを目標としていると伝えた。中国は、2020年前後に最初の火星探査機を打ち上げ、火星に対する周回・着陸・巡視探査を行う計画だ。2回目の火星探査では、表面のサンプル採取も行う。


 「中国の宇宙への野心は続く」。ロイター社は21日、このようなタイトルの記事で、中国は、月の裏側の軟着陸探査を実施する最初の国になろうと取り組んでおり、鵲橋号の打ち上げはこの目標の実現の鍵となる一歩だと伝えた。中国は、自らの宇宙プロジェクトは完全に平和用途のものだとの立場を貫いているが、米国防総省は、中国の宇宙プロジェクト推進の目的は、安全の危機が生じた際に他国による宇宙資源の使用を阻止することなのではないかと懸念している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月22日  

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