同氏によると「学生の観点から考えると、これで新しいドアが開かれた」。欧州、オーストラリア、カナダなどの大学数十校のほか、米国の多くの私立教育機構が同様の措置を講じている。それらの大学は中国の高考の点数に基づいて学生を選んでいる。サンフランシスコ大学は、高考を受けた学生がその年の秋に入学できる措置を講じている。同校の責任者は、「高考をめぐる批判もある。しかし、高考の成績を通して、学生が一定の知識を身に着けているか、努力して勉強しているかを見分けることができる」との見方を示す。
ただ、高考の成績だけで、入学できるかが決まるわけではない。高考の成績が基準をクリアした学生は、ニューハンプシャー大学の英語の試験を受け、さらに、学業能力傾向テストと米国の大学入学試験を受けなければならない可能性が高いという。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月15日