顔認証が普及 将来パスポートなしで海外旅行が可能に?

顔認証が普及 将来パスポートなしで海外旅行が可能に?。

タグ:顔認証 パスポート 海外旅行

発信時間:2018-09-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 Aurora戦略協力パートナー関係責任者のニック・ホワイトヘッド氏は顔認証の正確性について、「新技術が登場すれば疑惑と疑問の声は必ずあり、顔認証技術は一種の検査手段であり、その価値は時間を大幅に縮小できることにあり、100%の正確さではない。顔認証技術は絶対に間違いないというものではなく、一致するかどうかを検証するもの。疑問が生じれば人が検査する。予想外の状況の処理能力は人の方が優れている」と述べた。

 

 電子パスポート検証は一対一の検証と言われ、現在は一対複数の検証の時代に入った。顔をパスポート写真と照合し、クラウドデータバンクを使って違法行為の記録がないか、指名手配犯ではないかを確認する。第3種の方法は「少数対複数」形式と言われ、カメラで複数の人を撮影し、データバンクを使って検証し、大勢の中からターゲットを見つける。

 

 では、将来はパスポートを持たずに海外旅行に行けるようになるのか。なると思う。少なくとも、航空機を頻繁に利用する信頼のある人は可能だろう。実は、オーストラリアはパスポートなしの旅行を試験的に実施している。しかし、デジタルパスポートという概念はまだプロモーション段階にあり、多くの人がデジタルパスポートが何かを知らない。また、携帯電話に保存すべきかどうか、空港以外の場所でも使用できるか、情報をどのように共有するかも知らない。中でも、重要なのは、国際的に認められることである。しかし、これはまだ先のことになる。


 ニック・ホワイトヘッド氏は、「人工知能(AI)技術とディープラーニング技術の導入に伴い、顔認証技術の精度は大幅に向上している。将来的に技術がブロックチェーン技術に応用され、同じデータを何度も収集する必要はなくなるだろう。大規模な応用シーン、このシステムの運営方法を知りたければ、中国に行ってみるとよい。中国では顔認証が非常に流行している」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月1日


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