南昌市在住の唐さんは、「中学校に入ったばかりの息子は同級生と一緒にスポーツ系のモバイルゲームをするようになり、わずか半年で視力が1.5から0.5に低下し、脊椎も歪み始めている」と述べた。
北京回龍観医院心理科の劉華清主任は、「青少年は成長期にあり、パソコンの周りに長時間座って放射線を浴びて緊張状態にあれば、人体の機能に害をもたらし、目や手、頚椎の病気になる恐れもある。長期間続けた場合、親子関係が薄れ、対立したり、家族の矛盾にもつながる」と話す。
北京師範大学の方暁義教授によると、インターネット中毒はインターネットでの交流、ゲーム、アダルト内容への熱中など多方面に及び、青少年のインターネット中毒はゲームに集中している。「世界保健機関が今年初めにゲームを精神疾患に加えたことから、この問題の深刻性を示している」と方暁義氏。
劉華清氏は、「インターネットに夢中になる青少年は社会コミュニケーションと人との交流が長期的に不足し、バーチャルのインターネットの世界で生活し、思想と感情が現実生活と食い違うことになりかねない」と話した。