中国の高資産世帯の増加幅が4年の最低水準に 不動産投資家が減少

中国の高資産世帯の増加幅が4年の最低水準に 不動産投資家が減少。

タグ:資産1000万元 利益配当

発信時間:2018-11-21 14:43:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 胡潤研究院が発表した『2018胡潤資産報告』(Hurun Wealth Report)によると、大中華圏の資産1000万元以上の家庭は201万世帯で前年比8.1%増加し、増加幅は前年比0.5ポイント低下、4年来の最低水準となった。


 香港は大中華圏で資産家が最も密集する都市、北京は大陸部で資産家が最も密集する都市である。そのほか、台北、上海、マカオがトップ5入り、深セン、杭州、珠海、広州、寧波がトップ10入りした。


 報告は大中華圏(中国大陸、香港、マカオ、台湾)の資産600万元、1000万元、1億元、3000万ドルを持つ世帯数と地域分布状況をまとめた。


 資産1000万元を持つ家庭の内訳をみると、企業主は60%を占め、前年比5ポイント上昇。ゴールドカラー(大手企業グループ、多国籍企業の高級管理職)は会社の株主保有、高い年収、利益配当などで高収入を安定させ、全体に占める比率は前年と同じ20%。不動産投資家(不動産投資家、複数の不動産所有者)は10%で前年比5ポイント低下、プロの株式投資家(株式、先物などの金融投資を専門に行う人)は10%だった。


 資産1億元以上を持つ家庭の内訳は、企業主が80%で前年比5ポイント上昇、不動産投資家は15%を維持、プロの株式投資家は5%だった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月21日

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