コンビニに春到来? 北京がコンビニでの薬品販売を許可

コンビニに春到来? 北京がコンビニでの薬品販売を許可。

タグ:コンビニ発展 乙類非処方薬

発信時間:2018-12-04 13:44:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 北京市商務委員会など7部門はこのほど、『コンビニ発展促進に関する若干措置』(以下、『措置』)を公布し、コンビニ発展を促進するため、6つの面から19条の革新的措置を打ち出した。この動きは業界関係者から「北京のコンビニに春が来た」と言われている。


 『措置』の中の「コンビニチェーンは関連基準に基づいて乙類非処方薬の取り扱いを申請可能」という項目が注目を集めている。


 業界関係者は、「コンビニの薬品販売許可」が注目されている点について、消費者はコンビニの便利な機能のグレードアップに期待していると話す。北京のコンビニの発展が促進されれば、業界全体の競争も激化すると見られ、サプライチェーン能力、運営チームの実行力、バックグラウンドの情報化レベルは競争を勝ち取る鍵となる。


 『処方薬と非処方薬の分類管理弁法』(試行)は、処方薬は医師または医師助手の処方に基づいて調合、購入、使用できると規定。非処方薬(OTC)は医師または医師助手の処方なしで自己判断で購入、使用できると規定。


 非処方薬は甲類と乙類に分類され、薬品のラベルはそれぞれ赤の背景に白い字と緑の背景に白い字で色分けされている。うち、乙類非処方薬は安全性が高く、板藍根顆粒、四季感冒タブレットなどがある。


 北京の消費者は今後、風邪、頭痛、胃痛などの小さな症状の場合はコンビニで薬品を購入できるようになる。


 実は、コンビニでの薬品販売を試みるのは北京が初めてではない。


 2015年、福建省は関連政策を打ち出し、チェーンコンビニに薬品コーナーを設置した。16年4月、莆田市で最初に実施。2017年、瀋陽市は『瀋陽市の薬品小売企業開設の検査実施細則』を公布し、「チェーンまたは特許形式で非薬品を扱う企業は乙類非処方薬の取り扱いを申請できる」と記載した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月4日


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