中国の「怠け者消費」が160億元に 若者のニーズ急増

中国の「怠け者消費」が160億元に 若者のニーズ急増。 仕事の帰りに野菜市場の前を通るが、買って帰ると重たい。北京市在住の徐さんは慣れた手つきで携帯電話の生鮮食品配達アプリを開き、帰宅時間に合わせて配達時間を指定した…

タグ:怠け者 消費 若者 ニーズ

発信時間:2018-12-19 14:29:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


「怠け者経済」が「脆弱」なO2O市場を支える

 

 蘇寧金融研究院は11月、国家金融・発展実験室、PP財経と共同で『2018中国住民消費グレードアップ指数報告』を発表した。報告によると、中国の住民消費グレードアップ総合指数は2013年の0.341から18年には0.376に急上昇し、消費は発展と享受型になり、「怠け者経済」の時代の到来を示した。

 

 『怠け者消費データ』の「怠け者消費熱力図」を見ると、沿海地区の怠け者消費は高く、中原地区からトップ10入りしたのは湖北省だけである。広東人は最も「怠け者」で、東北地区と西北地区の怠け者消費は比較的低い。年齢別で見ると、広東省の80年代生まれと90年代生まれが怠け者ランキングの1位と2位につけている。

 

 インターネットビジネスモデルをはじめとするO2Oは典型的な怠け者経済を反映しており、オンラインとオフラインを組み合わせたビジネスモデルは庶民の生活習慣を変えただけでなく、消費者の消費手段を豊富にし、より便利かつ手軽に消費できるようにした。インターネットで問題を解決することは現代の若者の習慣であり、これも「怠け者消費」の一種である。また、「怠け者経済」は地域経済の発展レベルとも深く関わっており、経済が発達した地域の青年はO2Oを通じて小売、飲食、コミュニティサービス、美容、観光、教育、自動車など多くの分野の出張サービスを利用できる。

 

 市場範囲が広く、操作が簡単で、面倒を省けるという便利さがある出張サービスのO2Oは敷居も低く、オフラインの「面倒なこと」をインターネット上に整合するだけで「怠け者経済」の波に楽に乗ることができる。近年、多くのO2O事業が繁栄しているが、その一方で集団効果と融資難も経営者の知恵を試している。

 

 河北省承徳市で「幇跑腿」業務を開発した創業者の王森氏は、「O2Oサイトに最も重要なことは、自身を広く知ってもらうこと。この費用は埋没費用になり、むだ遣いになる可能性が高い。怠け者神器を開発するにしても、神器業務を売り込むにしても、オフラインでの宣伝または協力は不可欠。一部の小都市では、投入しても消費者の生活習慣を変えられないことも多い。彼らはそれほど忙しくないためである。大都市では、草の根の起業家は巨額資本を次々とつぎ込む宣伝補助に対抗できず、このような成熟していないビジネスモデルは資金ショートという問題に直面しやすく、インターネットと伝統的企業の死を早めることになる」と話した。


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